ボブブログ

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【ギリ昭和生まれ】キュウソネコカミが令和でもメジャーで活躍する姿が見たい!【ギリ平成のバンドで終わるな】

ご無沙汰しております。ボブでございます。

 

もうそろそろ、ゴールデンウィークですね~。

散々テレビやなんかで言われておりますが、

今年のGW4月27日(土)から5月6日(月)までの10日間です。

空前絶後超大型連休!

そしてGWに突入したと思えば改元ですからね。

平成というひとつの時代が終わりを告げ、令和という新時代の幕開けです!

 

平成も残すところ2週間程度です。平成くん、さようなら

 

 

そんなギリ平成の時代に皆さんにご紹介したいバンドがあります。

まずはこちらをご覧ください。

 


キュウソネコカミ - 「ギリ昭和 〜完全版〜」

 

キュウソネコカミというバンドの『ギリ昭和』という楽曲です。

1987~88年というギリ昭和生まれの彼らならではの曲です。

動画の3:08秒付近の「令和」の掛け声は、新元号発表直後に再録されたもので、

現在発売されているCD音源にはその部分は入っておりません。(発売去年ですからね)

こういうのって、なかなか面白い試みですよね~。

曲自体も面白おかしく歌っていますが、新しい時代に向けてなんだか元気が出る曲です。

 

そして、彼らの紹介も少しさせていただきましょう。

キュウソネコカミ関西学院大学の音楽サークル内で結成され、

Ba.のメンバーチェンジやインディーズでの活動を経て、

現在はメジャーで活躍する5人組のバンドです。

 

彼らの音楽性を一言で説明するのは難しいですね。

ルーツが無いとか言われていますし(笑)

(『ビビった』という楽曲内で自らそう言っています)

 

因みに、若干 あいみょんにはたくさんルーツが有りました。

botaniro.hatenablog.com

 

恐らくキュウソネコカミにも音楽的なルーツはたくさんあるんだと思います。

むしろ無い方がおかしいんですが、彼らにはそれを感じさせない強いオリジナリティがあるんでしょうね。 

 

キュウソネコカミのオリジナリティはやはりその歌詞にこそあります。

Vo.&Gt.のヤマサキセイヤの書く歌詞は、

めちゃんこコミカルで、激しくシニカルで、たま~にリリカルです。

 

 

そして、私も生で一度拝見したことがあるのですが、

その圧倒的なライブパフォーマンスは他に類を見ません!

それはもうコミックバンドさながらです!とにかく面白いです(笑)

……ですが、自分たちはあくまでもコミックバンドではないと主張していますのでご注意を(笑)

 

キュウソネコカミインディーズ時代の楽曲は、特に皮肉めいた歌詞が特徴で、

特定の層に対するディスり一辺倒の曲が数多く存在します。

この『良いDJ』なんかが良い例です。

 


キュウソネコカミ-「良いDJ」PV

 

初期のキュウソネコカミ感のある楽曲です。

曲名こそ良いDJ』と言ってはいますが、

バンドマン目線でディスクジョッキーを終始ディスり倒しています。

悪口すれすれというか、ほぼ悪口というか、ここまでくると私怨を感じますね(笑)

 

続いてもメジャー以前の人気曲ではありますが、メジャーでも通用する仕上がりになっているサブカル女子』

 


キュウソネコカミ−「サブカル女子」PV

 

ご覧の通り、2010年代初頭頃からどこからともなくあらわれて、

現在でもその存在が確認されているサブカル女子たちを皮肉った曲です。

ステレオタイプサブカル女子あるあるを極限まで凝縮した歌詞には脱帽の一言です。

 

注目すべきは、サビ部分の

「ブスではないけどかわいくない 君らがそうさサブカル女子 近寄りがたいねでも好きさ 肩の辺りを殴られたい」

という、失礼極まりない一節。

これまでの歌詞全体にちりばめられた皮肉の数々を、

「肩の辺りを殴られたい」などと言うなんとも曖昧な表現だけで、

絶妙にフォローしている所に彼らなりの優しさと技術の高さを感じます。

 

そういう意味では、メジャー以降のキュウソネコカミの方向性の指針となっているような仕上がりともいえるでしょうね。

やはりメジャーではディスはほどほどにしなくてはなりませんものね。

 

よく、「キュウソはメジャーに行って丸くなった」なんて言われたりしていますが、

私は、メジャーシーンで活躍する彼らを応援していきたいです!!

確かにメジャー移籍後は、ディスり100%な歌詞の曲こそ減りましたが、

そんなことは問題ではありません!

キュウソネコカミの魂は抜けてなんかいません!

 

追い詰められたネズミの牙は今もなおネコを噛まんとしています!

 

誤解を恐れずに言えば、ヤマサキセイヤの歌はお世辞にも上手くはないし、味があるとも言い難いです。

けれど私は、よくわかんないけどなんか共感できるキュウソ節をずっと歌っていて欲しいのです!

 

 

ラストはストレートに胸に響く応援歌

『越えていけ』


キュウソネコカミ - 「越えていけ」MUSIC VIDEO(YouTube ver.)

 

 

令和の時代もメジャーで頑張れ!ギリ平成の自分を超えていけ!

夢の舞台へ駆け上がれ!

 

 

最後にお茶を濁すようですが、

『ギリ昭和』が収録されている「ギリ平成」というアルバム

リリースが昨年末(2018年)であったため、

元号発表当日の4月1日に録音して配信を強行したことで話題を集めた、

ゴールデンバー『令和』の影に隠れている気がしないでもないですね(笑)

 


ゴールデンボンバー/令和 Full size

 

ちなみに、ゴールデンボンバーコミックバンドで合ってるんですよね?

 

ギリ平成

ギリ平成