【平成最後の歌姫】「あいみょん」から私の好きなアーティストの波動を感じる!【そのルーツとは!?】
こんちわ。ボブです。
今日は挨拶も早々に、さっそく本題です。
すごく今更感があるんですが、
「あいみょん」ってアーティストいるじゃないですか。
女性シンガーソングライターの。
私、ひとつ思ったんですが、
彼女、なかなかの逸材ですね。
すみません、ホント今更ですよね(笑)
私、つい最近までまったく聴いたことがなくってですね……
「あいみょん」っていう名前からして今風のちゃらついた歌手だと思って、
正直スルーしてました…^^; (大変失礼致しました!)
昨年末のNHK紅白歌合戦も流し見してたせいか、ちゃんと曲を聴いたことがなかったんですねぇ…
ですが今年になってから、友人の車の中で流れていた曲がきっかけで、ちゃんと初めて聴いたわけなんですよ。
その時は、『マトリョーシカ』という曲を何気なく聴いていました。
(え…?あ~、これが噂のあいみょんってやつ?だけどアレ?なんか思ってた感じと違うのねぇ…)
これが初めて聴いたときの率直な感想ですね。
その時は、運転に集中していたので、「へ~なんか意外」くらいに思ったっきりで、
その後、自発的に聴いていたわけでもありません。
ですが、最近になってApple Musicで、邦楽のランキングを久方ぶりにチェックしてみたんですよね。
するとどうでしょう――
(2019年3月14日現在)
あいみょんの楽曲がランキング上位を独占する勢いでぐいぐい食い込んでいるじゃありませんか!
このバズり方は異常!
みんな一体どうしてそんなに必死になって聴いてんのさ!?
と思いましたが、百聞は一見に如かずと言わんばかりに
ちゃんとイヤホンでじっくり聴いてみることにしました。
すると――
――こ、これは……
紛うことなき正統系譜の邦楽シンガーソングライター!
心地よいメロディーと、安易にビブラートに頼らないメリハリのある中低音の歌声。
歌詞のメッセージ性の強弱は、曲に合わせて適正にチューニングされてあります。
そして、様々なジャンルの曲をミックスさせ、自らの歌へと昇華させているとでも言いましょうか。
やっぱり若者を中心に絶大な支持を得ているわけですね。
普通にいいっすね~!
そして、やはりあいみょんを語る上で外せないのが代表曲 『マリーゴールド』でしょうか。
あいみょん - マリーゴールド【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
うんうん、かなり好きな曲調です。名曲じゃないですか?これ!
と、そんなことを臆面もなくイマドキの若者に話したりしたら、
「はぁ…何を今更…講釈はもういいよー。マリーゴールドなんて皆知ってんよー」
って話なんでしょうけど(笑)
それに、紅白で歌唱したのもこの曲っていうじゃないですか。
いや~、全然気が付きませんでした^^
この曲が、漠然と好みなのは分かるんですが、
どうしてこの曲を素晴らしいと思ったか、
その明確な理由が何度かリピート再生しているうちに分かってきました。
それは、
スピッツじゃあ!
『マリーゴールド』からはスピッツの波動をビリビリと感じます!
イントロや間奏のギターの主旋律から特にそれを感じますね。
そして、Aメロ~Bメロの爽やかなんだけど、どこかアンニュイな感じですとか、
それを静かに確実に盛り上げ、鬼POP激キャッチ―(以下略)なサビへと繋がるところもです。
具体的に、どの曲のあの部分が――とかも、あるんでしょうが、野暮なのでこれくらいにして……
とにもかくにもこの曲は、
秀逸の一言に尽きます。
しかし、一度その思考に至ってからは、
この曲の根底にスピッツが流れているように思えてなりません。
私がそう思うだけなのかとも思ったのですが、
やはり、私の他にも同じようなことを考えてる方が、
ネット上にちらほらいらっしゃるようで少し安心しました。
そして仮に、仮にですよ!
「マリーゴールド」収録のアルバム、『瞬間的シックスセンス』のトリビュートアルバムを作るなら、
是非とも草野マサムネに「マリーゴールド」をカバーしてもらいたいものです。
私はこれまで、 あいみょんのバックグラウンドがどういうものか知りませんでしたが、
スピッツ以外にも影響を受けたアーティストが挙げられています。
確かに『マトリョーシカ』のサビからは吉田拓郎の波動を感じます。
他は小沢健二とかもそうみたいです。(私も渋谷系何気に好きです)
同アルバムからもう一曲。ご紹介を
『夢追いベンガル』
あいみょん - 夢追いベンガル【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
エネルギッシュで良い曲だー。
更に、これはAndymoriへのオマージュとお見受けしました。
実際、あいみょん本人がインタビューでそう答えているので、事実のようですね。
あいみょん「瞬間的シックスセンス」インタビュー|怒涛の1年を駆け抜けた“ひかりもの” (2/3) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
Andymoriは和製リバティーンズとの呼び声も高い、既に解散している私も大好きなバンドです。
彼等の楽曲にはたくさんの熱量がこもっています。
Vo.&Gt.の小山田壮平の歌声は、いつまでも少年のようで、激しくエモーショナル。
ここじゃないどこかへとトリップさせてくれ、時に郷愁の念をも抱かせてくれます。
リズム隊も最高に軽快です!
さて、あいみょんが言ってるのは恐らく、というか確実にこの曲のことですね。
『ベンガルトラとウィスキー』
めっちゃいいんですよこの曲。(語彙力の低下)
そんなわけで、『夢追いベンガル』からは、
その タイトルや歌詞、ギターやリズムやテンポからもAndymori節を感じます。
Andymoriについてはまだ書き足りないので別の回で書きましょうかね(笑)
そして彼等のルーツである、リバティーンズについてもその時追々…
話が少々脱線してしまいましたが、本題に戻しましょう。
私が少し調べただけでも、あいみょんの音楽的ルーツにあるアーティストや楽曲は、
私好みなものが非常に多いということが今回分かりました。
だからそうなのでしょうが、
あいみょんというフィルターを通して作り出される音楽は、
私にとって、聴いていて自然と心地が良い曲が多いのでしょうね。
このように、好きなアーティストのルーツを辿る時間遡行の旅というのはとても面白いです。
行ける所までどんどん遡ったり、たまに横道に逸れたり。
逆もまた然りで、
そのアーティストが影響を与えたアーティストを知ることも同様に面白いですよ。
近い将来、あいみょんに影響を受けたアーティスト達がきっと現れることでしょう。
果たして彼等がどんな音楽を生み出していくのか、
それを聴くのが今からとても楽しみでなりませんね!
てなわけで今回は、時代にちょっぴり乗り遅れた記事でした。
それではまた次の記事で!